江戸風鈴

~えどぷぅりん~  東京下町に住む三毛猫姉妹の風と鈴

勉強会

今日は日本愛玩動物協会・東京支部の勉強会に行ってきました。
日本愛玩動物協会というのは
ワタシも認定登録されてる愛玩動物飼養管理士(ペットケアアドバイザー)の
認定試験と登録を行ってるところです。

公益社団法人になったっことで
今回から勉強会は一般の方の参加もできるようになりましたが
朝10時からの勉強会に来られた方は少なかったのでは・・・。


今回の勉強会はズーノーシス(人と動物の共通感染症)の狂犬病。
講師は狂犬病臨床研究会会長の佐藤克先生。

約60年前のVTR。
実際に狂犬病が発症した4歳の日本人の男の子の動画を見せていただきました。


狂犬病なんて日本に無いから予防接種を受けないって人が多いのが現実で
東京での登録上の接種率は23.3%。
登録すらしてない人が多いので、実際はそれ以下です。

実際、現在の日本では60年くらい発症がありませんが
海外からの船に船員のペットとして乗ってくる犬
貨物にまぎれるアライグマや猫
密輸される哺乳類・・・
狂犬病といいますが、猫も含めた全ての哺乳類が感染します。
いつ日本に持ち込まれてもおかしくありません。

狂犬病が入ってきてから打てばイイじゃんと思っても
ほとんど備蓄も無いそうなので
その時には
推定750万頭分のワクチンが足りないそうですし
動物が集まって危ないと動物病院が閉鎖される場合も無きにしも非ず・・・。

流行っちゃったら
地域猫さんを含めた外に出てる猫さんたちも
処分対象にされちゃう可能性もありますし
捨て犬が増えるでしょうから
人間が外に出ることも危険になります。


日本やニュージーランド、イングランドなど12国以外では
まだまだ危険な感染症です。
NYのセントラルパークでは
狂犬病に感染したアライグマが問題になってますし
海外で動物に噛まれたら必ず現地の専門医に診てもらったほうが良いです。
抗狂犬病免疫グロブリンは日本には無いそうですので。

狂犬病の犬とかって
涎をたらしながら唸って・・・ってイメージですが
実際は無表情で涎なんかたらしてませんし
犬以外にも感染してる動物はたくさんいますので
海外に行かれたらくれぐれもご注意くださいね。


今日はちょっとムズカシイお話でした。



我が家に滞在中の保護ワン「怜」
怜バナー
「いつでも里親募集中」 掲載番号D50946
http://www.satoya-boshu.net/keisai/d2-50946.html

里親さまご希望の方は掲載記事の募集要項をよくお読みになり
申込みフォームからお申し込みをお願いします。



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MIX三毛猫ランキングに参加してますm(_~_)m

「ペットフード安全法」の勉強会

地下鉄・九段下駅で降り、坂道を上がると右側に見えてくる靖国神社。
神社前のイチョウの木も黄金色に変わり、すっかり秋めいてきました。


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九段下といえばここ、日本武道館。
今日は DoAsInfinityの10周年LIVE… に来たわけじゃありません(笑)


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武道館の前を通り過ぎ北の丸公園を進むと道の真ん中にイチョウの木が立ってます。
ここの左が日本科学技術館になるのですが、今日はここで愛玩動物飼養管理士会の勉強会がありました。

今日の勉強会は、今年の6月から施工となった「ペットフード安全法」。

正式名称は「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律」といいますが、これは人間のためではなく「ペットの健康を保護し、動物の愛護に寄与するために、ペットフードの安全性を確保することにしているペットのための法律」です。

この法律を作っている委員で、日本ペットフード(株)顧問で獣医生命科学大学講師でもある大木先生が今回の勉強会の講師でしたので、短時間ながらも詳しくお話を聞くことが出来ました。

法律の名称は「飼料」となっていますが、まずここに委員は反発したそうです。
日本の法律の名称にカタカナは使えないとかで、最終的に「飼料」にせざるを得なかったそうですが、それでは解り難いと「ペットフード安全法」というサブタイトル的な名称を付けたそうです。
ですが、実はアメリカやヨーロッパでもペットフードは飼料に分類されていて、ペットフード(犬猫のみ)に対してだけの法律が出来たのは世界初。
委員会が「ペットフードは飼料じゃない」ってこだわったのは、農耕民族と狩猟民族の感覚の違いだったのかも?とも言われてました。
農耕民族の日本人には犬猫も家畜という感覚がありませんから。
ですが、家畜ではないがゆえに今までは法律としての規制が曖昧なところがありました。

この法律を作るきっかけとなったのが中国から輸入した小麦にメラミンが混入しててアメリカでペットの大量死がありましたが、中国国内でもミルクにメラミンが入っていて乳幼児に被害がありました。
牛乳不足などで薄めた牛乳に蛋白質を増やすために入れたという話もありましたよね。

いろいろなフードメーカーで、パッケージ変更のためなどど安売りを見かけた方も多いかと思いますが、なぜパッケージを変更する必要があるかというと、この法律のためです。
この法律の対象になるのは「加工の有無を問わず犬猫に栄養を供することを目的に販売されるもの」なのでミネラルウォーター、ガム、スナック、生肉、サプリなども含まれます。
反対に猫草(栄養目的ではない)、またたびなど玩具に分類されるものは対象になりません。

初年度の有害物質等の規格は、かび毒(アフラトキシンB1)・農薬の含有制限、有害微生物による汚染の無い製法、特定な添加物には上限や使用制限。

一番大きく変ったのは「有害成分の含有規格」でしょうか。
メーカーは定期的に抜き打ち(ここ重要)立ち入り検査なんかもされ、その結果公表なんかもHPでされるそうです。
※HP・・・独立行政法人農林水産消費安全技術センター(ペットフード検査関連)のホームページ

来年度以降も規格は追加されていきますが、有機リン系農薬に関してアメリカもヨーロッパも規格がありませんが、今回の法律で日本が初めて設け、保存料などの添加物もアメリカより厳しく、ヨーロッパ並みになりました。
有機塩素系農薬も、来年度以降に規格追加予定があるそうです。

使用制限のある添加物として、保湿剤のプロピレングリコールをキャットフードに使用してはならないということも含まれました。
プロピレングリコールという保湿剤は、カステラなどのしっとりした食感、口紅の潤い、タバコが干草なのにぼうぼう燃えないように、など人間の食品にも添加は認められていますが、猫の赤血球を減少させる副作用があるため使用が禁止されました。
犬には問題無いのでセミモイストタイプのドッグフードには添加が認められています。

これからの課題として缶詰やジャーキー類の発色剤(亜硝酸ナトリウム)の規格も検討されています。

重金属も検討されているそうですが、キャットフードは魚になっているので、魚に含まれる水銀量が今後の課題の一つでもあるそうです。


難しい話を長々と書きましたが、日本のペットフードだって本当に安心できる良いものを、という法律がスタートしたのは喜ばしいことですよね。



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暖ちゃんがスヤスヤお休み中ですが・・・

勉強会の後、夕方から暖ちゃんの里親希望のご家族と「お見合い」がありましたっ!!
とても素敵なご家族で、前向きにお話を進めていきますっ☆

そんなとこまで

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いつもフツーにシンクロ(シンメトリー)してる風と鈴ですが、そんなとこまでシンクロしなくても・・・

何がシンクロかというと「体重200g増加」。
食欲の秋・・・ ってワケじゃなく、なぜか夏~秋に体重が若干増えます。
200g程度なのでダイエットをしなくても、秋~冬に掛けて体重は戻ってくるのですけどね。


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太ったついでに(?)久々にまじめなお話を。
ニャンコの「維持エネルギー要求量」についてです。

維持エネルギーとは温和な環境で適度な活動をする動物が必要とするエネルギーの量のことで、活発な子や成長期の子などはもっと必要になるということです。

ワンコはチワワからレトリバーやセントバーナードなど品種によって体格が全く違うので計算式がちょっと複雑なのですが、ニャンコは体格差はワンコほどでは無いので「定数×体重(kg)」で必要フード量の目安が計算できます。

 

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定数というのは成猫(50週齢以上)で、活発ではない子は「70」、活発な子は「80」になります。

おっとり風のエネルギー要求量は 70×3.8(kg)=266kcal/1日
いつも動いてる鈴のエネルギー要求量は 80×4.7(kg)=376kcal/1日

今メインで食べてるフードは 3.4kcal/g なので

風は 266÷3.4=約78g
鈴は 376÷3.4=約110g  これが1日あたりのフード量になります。


あくまで目安ですが、こんな計算式もあるのでよろしければお試しくださいねっ。


(追記)
室内飼育の子は運動量が少なくなりがちなので、定数70で計算されることをオススメします。
あくまで目安ですので、定期的に体型をチェックして加減を行ってください。
体型は体重ではなく、胴を触り肋骨の形が分かる程度が適正といわれています。



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迷子のワンコを捜してます
お心当たり・詳細は ブログ「スズノウチ」さんへ
よろしくお願いいたします



動物愛護週間

世間では秋の大型連休・・・個人的にはシルバーウィークって名前もどうなんだかって気もしますが(笑)

毎年9月20日から26日の一週間は「動物愛護週間」です。
この動物愛護週間、あまり知られていませんが、動物愛護管理法という法律で決められていまして、「ひろく国民の間に命あるものである動物の愛護と適正な飼養についての関心と理解を深めるようにするため、動物愛護週間を設ける。」ということになっています。



ペットを最期まで愛し続けること。
それは、殺処分を無くすための第一歩です。


環境省で配布しているパンフレットの初めに書かれている文章です。
これが当たり前のことなんですけど、大切なことなんですよね。
それなのに、動物を捨てることは50万円以下の罰金と法律でも決まっているのに、気軽に子猫を公園に捨てる、犬を山に捨てるという人が後を絶ちません。


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環境省で配布している子供向けのパンフレット「ほんとうに飼えるかな?」から抜粋します。
「子供の情操教育に」と犬や猫を飼い始め「子供が『もう飽きた』と言ってるから」と処分に持ち込む人も珍しくは無いそうです。

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環境省HP「動物の愛護と適切な管理」にパンフレット(PDF)が有ります。



それから動物愛護週間には、国、地方自治体、関係団体が協力して、動物の愛護と管理に関する普及啓発のための各種行事を実施しています。
地域によって内容が多少異なりますが、動物ふれあい教室、しつけ教室、マナー教室などが開催されますので、よろしければ遊びに行ってみてくださいね。

詳細は環境省HP「動物の愛護と適切な管理」
動物愛護ふれあいフェスティバル、シンポジウム開催予定詳細


慢性腎不全

今日は高齢のネコに多くみられる慢性腎不全のことを簡単に書いてみようと思います。
風と鈴のこともあるので、自分の復習も兼ねて。

慢性腎不全は高齢のネコに多い病気ですが、猫は腎臓関係の病気は宿命ともいわれ、腎臓機能が低下していきます。
腎臓組織の破壊が徐々に進行し腎臓が小さくなり、体内の老廃物を出す能力が低下し、腎臓全体の75%の組織が破壊されてしまった状態を腎不全と呼びますが、壊れた腎臓組織を治すことは出来ません。
残っている腎臓組織が破壊された組織の分まで余分に働いて尿を作りますが、残っている組織もどんどん壊れていきます。

進行すると、尿で排泄されるはずの毒素が体内に蓄積されて尿毒症(にょうどくしょう)になり、嘔吐や貧血などもみられるようになります。
症状が無いまま進行し、ストレスなどである日突然ぐったりすることも。
我が家の先代 ミャオがそうでした。
白血病で貧血があったのと、16歳になっても元気に遊んでたのもあり、気づいたときには輸液が必要なほどの脱水になっていました。

水をよく飲み尿の回数が多くなったら慢性腎臓不全を疑うのですが、そのときには腎臓機能の60%以上が失われているとも聞きます。

統計があるわけではありませんが「10歳以上の10頭に1頭、15歳以上の猫の3頭に1頭は慢性腎不全」「腎臓機能の低下が始まる平均年齢は8~9歳」とも聞きます。
(※慢性腎不全とは腎臓組織全体の3/4が破壊されている状態)

腎不全の食事は蛋白質とリンを制限するのですが、猫は犬などと違い雑食ではなく肉食です。
そのため蛋白質を制限するというのはあまり極端には出来ません。
"煮干し"はカルシウムが豊富ですが、リンも多く含まれていますので注意が必要です。
腎臓でろ過できなくなった尿毒の元の成分を吸収させるためのサプリメント、ネフガードやクレメジンといった活性炭を摂取させます。
ネフガードは植物系、クレメジンは石油系ですが、その子によってどちらが合うか違う場合もあります。


慢性腎不全は治すことはできませんが、早期に発見できれば進行を遅らせることは可能です。
そのためにも、ある程度の年齢になったら半年~1年に1回、ワクチン接種で病院に行くときでも良いので健康診断を受けて腎臓の値に注意した方が良いと思います。



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「極楽ネコカレンダー」フォトコンに参加中
愛の ポチッ☆をお願いしますっm(_~_)m



◇◆こちらもよろしくお願いしますっ◆◇


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大阪より緊急SOSです
河川敷で暮らしている猫たちの里親さま募集してます
詳細は「河川敷のねこ」さんをご覧ください



ワクチンのこと

この時季はあちこちで「仔猫の里親さま募集」を見かけますね。
皆さんはワクチンのことを充分ご存知かとは思いますが、これから初めての子猫を迎える方のため、そして自分の復習のためにまとめてみようと思います。

文字ばっかりのコムズカシイことだと読み飛ばされちゃいそうですが(すでに読まれてないかもw)可愛いニャンコのために頑張って読んでみてくださいっ。

たとえ獣医さんといえど、よその方まかせではイケマセン。
せめてワクチン接種の日だけでも良いので「3種って何のワクチンだっけ?」と病院にあるパンフレットを読み返してみてくださいね。


猫は犬と違って法律で決められたワクチン接種はありませんし、「全室内飼いだから必要ない」と言われる方もいらっしゃいますが、接種は必要だと思います。
飼い主さんの手・服・靴などを介して運ばれる場合はもちろん、ベランダでもウイルスや細菌に接する可能性もあります。
そして
自分のうちの子だけじゃなく、友人の、近所の小さな命たちのために。

我が家の風・鈴は、ワクチンに対してアレルギーが有ります。
副作用ってやつですね。
生まれて初めてのワクチン接種の時には、呼吸も荒くなり発熱でぐったりしました。
それからの1ヶ月は、2度目のワクチンを打つか、自問自答。
風と鈴の体力に掛け、先生と何度かの打合せと検診を行い、万全の体調で望んだ2度目は、発熱と3日間の食欲不振で納まりました。
それからは毎年、先生と打合せ行い、万全の体調で望みますが、万一を考えて朝一で接種して夕方まで病院で預かってもらっています。
おかげで、風と鈴の耳を触るだけで体温が解るようになっちゃいました(笑)


「猫白血病ウイルス感染症(FeLV)」は感染する危険性がある場合のみで良いと思いますが、3種混合ワクチンといわれる「猫ウイルス性鼻気管炎」「猫カリシウイルス感染症」「猫汎白血球減少症(パルボウイルス)」は感染力が非常に強いので、接種できる健康状態の子でしたら必ずしてあげてください。

一般的に、仔猫は生後2~3ヶ月くらいで初めてのワクチン接種を行い、確実な免疫を作るために約1ヶ月後に追加接種を行います。
生後2~3ヶ月後というのは、初乳で親から免疫(抗体)をもらい、その後それが段々減って自分で抗体を作る頃に初回接種を行います。

ですが、初乳を飲む前に捨てられていたり、感染リスクが高いなどの保護仔猫などは生後1ヶ月で1度目の接種を始めることもあります。
2度のワクチン接種後は、1年に1回の追加接種となります。
病院でも説明が有ると思いますが、ワクチン接種をして2週間程度すぎないと抗体は出来ません。

ちょっと話がそれますが、最近は狂犬病ワクチンを打たない 犬の飼い主さんが増えています。
「狂犬病なんて無いから」とか「国の金儲けだ」とか言って打たない方が増えてますが、現在の日本では狂犬病はありませんが、それは島国だから入って来難いだけ。
海外から密輸された動物から、新型インフルのようにいつ感染が広まってもおかしくはありません。
「狂犬病」と呼びますが人間を含めた全ての哺乳類に感染しますので、海外では猫も予防接種をしてます。


猫のワクチンは現在、一般的には3種混合ワクチンですが、そのほかにも4種、5種、7種とあります。

猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)
ヘルペスウイルスが原因の猫の風邪の一種で、仔猫の時期がかかりやすいですが体力の落ちた成猫もかかります。
クシャミによる鼻水等の飛沫感染、接触感染、空気感染。
完全室内飼いでも、飼い主さんの手・服・靴・鞄などを介して感染する可能性、病院で感染も有りえます。
感染猫が使った食器、トイレ等は消毒。

猫カリシウイルス感染症(FCI)
猫風邪の一つで、猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)と混合感染する。
飛沫、接触、空気感染はもちろん、完全室内飼いでも飼い主さんの手・服・靴・鞄などを介して感染する可能性があります。
感染猫が使った食器、トイレ等は消毒。

猫汎白血球減少症(FIP)
パルボウイルスが原因の伝染性の胃腸炎で、感染力が非常に強く死亡率も高い。
ウイルスは猫の体外に出ても長時間(乾燥状態でも1年以上)生存し、完全室内飼いでも手・服・靴・鞄などを介して感染する可能性があります。
ウイルス自体を殺す治療方法はありません。
ワクチン接種をしていない猫がかかりやすく、感染すると急激に症状が悪化し、子猫は1日で死んでしまう事もある死亡率が高い病気ですが、ワクチンで予防する事ができます。
アルコール系消毒薬は効果ナシ、塩素系で死滅。


猫白血病ウイルス感染症(FeLV)
免疫力を低下させる事により臓器に障害を起こしも腫瘍、腎臓疾患、血液疾患など様々な病気の原因にも。
感染猫の唾液、排泄物、血液、乳汁に含まれるウイルスによって感染するが、1~2回程度 感染猫の唾液が付いたくらいでは感染しないと言われてます。
仔猫は感染した母猫から感染。
感染から1ヶ月程度だと検査をしても「陰性(-)」になってしまうこともあり、逆に「陽性(+)」と出ても1ヶ月後には陰性になる場合もあります。
初期に適切な治療を行いウイルスを抑え、体内の免疫を助けてあげれば自然治癒することもあります。
感染しても症状が出ないことも多いですが、他の感染症にかからないよう獣医師と良く相談をして予防注射をしましょう。   

クラミジア
クラミジアとは、細菌とウイルスの中間のような微生物です。
感染猫との接触(口・鼻・目より侵入)感染。
感染するとクラミジアは全身に存在しますので排便にもクラミジアが混じりますので、多頭飼の場合は全員が感染します。


3種混合=●
4種混合=●◎
5種混合=●◎〇
7種は3タイプのカリシウイルスの予防



アメリカでは2~3年に1回接種で良いとされていますが、日本では1年に1回の接種を推奨されてます。
「獣医師が金儲けのため?」とも思っちゃいそうですが、日本とアメリカでは飼い主さんの意識、接種率が違うのです。
日本では1~2割の猫しかワクチンを接種していないのに対し、アメリカでは5割以上の猫がワクチンを接種していて、日本の猫社会とアメリカの猫社会では汚染状況が違うと考えられます。
それと、日本よりもワクチンの種類が多いので猫への負担、飼い主さんの金銭的負担もあり、ローテーションのような感じで打っているようです。
いつかワクチン接種率が高くなり、皆が確実に接種をするようになれば「ワクチンは3年に1度」になるかもしれませんね。

昨年認可された猫エイズ(FIV)のワクチン。
初年度は3回接種し、翌年からは1年に1度の接種となります。
エイズには何種類かあるのですが、全てに効果があるわけではないそうです。
そして、ワクチンを打っている子が検査をすると陽性反応になり、7割の子にしか免疫が出来ないとか!?
ということは・・・
ワクチン接種をしていたら感染しているのか判らない・・・ということですよね。
この件はまた確認できましたら記事にしたいと思います。




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詳しくは6月13日の記事 アメショ柄(里親さま募集) をご覧ください




ねこと観葉植物

今日も一年前に 旧ブログの方で書いた記事です。
(一部加筆あり)

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最近では「タマネギ(ネギ科)中毒」を皆さんご存知で、タマネギ・ネギ・ニラ・ニンニクなどを気をつけることは常識化しつつありますが、意外とご存じないのが花束や観葉植物として好まれる花の中にも危険な物が多いということです。
ユリ科の植物は最も危険な植物のひとつで、球根はもちろん花粉や花瓶の水すらも危険です。


ゴージャスなユリは花束に入ることも多いですが、チューリップ、ヒアシンスもユリ科の植物になります。
テーブルなどに置いてある花瓶、窓際の小さな観葉植物にも注意が必要です。
テーブルに乗ったときに、テーブルに落ちている花粉の上を歩く・体が触れグルーミングで舐める、花瓶が倒れて水が掛かり舐める。
そして中毒を起こし最悪の場合は死に至ります。
ナス(ナス科)の葉や芽も危険ですが、都心にお住いだとナスの茎・葉などはそうそう縁が無いと思います。
でもトマトや、これからの時期のホオズキもナス科です。
ナスの熟した実の部分、トマトの赤い実の部分は大丈夫(無害)ですし「ナスやトマトに葉っぱなんて付いて売ってない」と思われるかもしれません。
ナスやトマトのヘタも葉っぱです。
ねこだけではなく犬にも食べさせちゃダメなのですが、手作りフードを始めたばかりの方などが、ちびトマをヘタ付きのままあげてしまったりすることがあるそうです。
(獣医師に体験談として聞きました)

先日、シキミ(葉)で愛猫を亡くされた方とお話をする機会が有りました。
仏事に使ったあと、目を離したほんの少しの隙のことだったと。
人間にだって有毒なシキミ(シイの実と誤食し亡くなる方も)、獣医師も何も処置をすることもできず亡くなってしまったそうです。

そのほか 梅・桃・桜・アンズなどのバラ科の未熟実や種(人間にも有害)、福寿草、藤、紫陽花の蕾、桔梗、金鳳花(クリスマスローズなど)、さくら草(シクラメンなど)、彼岸花(スイセンなど)、すずらん、さつき・つつじの葉・蜜、菊(マーガレットなど)・・・。


アロエは体に良さそうなイメージですが、下痢を起こすことがあるそうです。
カラー、ポトスなどのサトイモ科も接触で皮膚炎を起こすことがあります。
(人間でも皮膚の弱い方などは接触皮膚炎などあり)
実際に死亡例のある植物を簡単にあげてみましたが、猫に有害な植物は解っているだけでも700種類以上あるそうで、死亡はしなくても中毒を起こす植物はたくさん有りますし、死亡の報告が無いだけで死亡することが無いとは言い切れません。
中毒の症状ですが、接触かぶれ、嘔吐、下痢、呼吸困難、けいれん、興奮、昏睡、心停止などがあります。
回復しても腎機能に障害が残る事もあります。
そしてその場では何ともなくとも、数時間後や数日後に突然死することもありえます。


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前回取り上げたアロマオイル(精油)の補足ですが、ねこは基本的に香水や香辛料などの強い匂いを嫌う傾向があるので、アロマオイルの原液やアロマポットなどに近づく事はほとんど無いと思います。
ですが、ウチの風のようにお風呂場が好きな子は飼主さんが半身浴などで数滴垂らしたアロマオイル、ディフューザで家中に充満した微かな成分を吸い続けたり、空気中に漂う微粒子が体に付着し舐める・・・
そしてその結果、ある日突然倒れ肝機能障害になることもあります。

重金属が体(器官)に蓄積するように、体内に蓄積され続け中毒を起こすレベルに到達したときに、ある日突然現れ死亡する事もあるのです。


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もし使われる場合はオイルではなく、水溶性であるハイドロゾル(良質のもの)を選んでください。
フローラルウォーター(芳香蒸留水)は植物から精油を抽出するときにできるものですが、極微量の精油成分が含まれますし、オイルで香り付けされたものも有るので注意が必要です。
ハイドロゾルの成分も全てが解明されたわけではないので100%の保証はありませんが、今のところ報告は無いようです。

アロマオイルでは危険なラベンダーやカモミールなども、ハイドロゾルでは有効な場合もあります。


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この写真は、スキムミルク+岩塩+カモミール(花びら)の入浴剤を咥えて持ち出そうとしたところです。

カモミールの花びらでの中毒等の報告は無いようですが、このように他の匂いで釣られて口に入れてしまうこともあります。


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2日連続で、長文&ムズカシイ話を載せましたが、頭の片隅にでも「ねこ飼いは植物や香り物には気をつけないと」程度にでも覚えておいていただけるとウレシイです。


たまにはマジメなお話

ちょうど一年前に 旧ブログの方で書いた記事です。
(一部加筆あり)

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ねことアロマオイル(精油)のことで少々調べてみたのですが、15分で読める本を見つけましたので少し紹介します。

20090604-1.jpg「猫から飼主への手紙」
日本アニマルアロマセラピー協会著

猫からすべての飼主へ
僕たち猫は、特に脂溶性の化学物質を解毒する際に必要な肝臓第Ⅱ相の酵素であるUDP-グルクロノシルトランスフェラーゼが完全ではありません。
僕たちは、遠い昔から、肉を主食としてきたので、植物の成分を代謝・解毒する機構が必要でなかったからかもしれません。
そのため、ほかの動物にとっては何でもない薬や化学物質でも、僕たちには毒になる場合がたくさんあります。


ねこの肝臓では、1種の解毒酵素が欠けているので、他の動物なら解毒・代謝できる物質に中毒する危険があります。
ねこは犬よりも皮膚が薄く、化学物質が皮膚からも吸収しやすいのです。
海外では、ねこにアロマは危険という報告がされているそうですが、日本ではねこに危険な植物どころかアロマオイルとの関係すらご存じない獣医師・アロマセラピストもたくさんいます。

ワタシが調べた中ですが、特に有害なアロマオイルは「フェノール類」「ケトン類」。
過敏に反応するのは「モノテルペン炭化水素類」(特に「ピネン」「リモネン」)。
実際に有った中毒の報告は
・ペパーミント(1滴でのマッサージで中毒)
・シトロネラ(精油を入れた入浴で中毒)
・ティートゥリー(ノミとり製品で中毒)
・パイン(精油を数滴垂らした猫トイレ使用で中毒)

ノミ避け、消臭・除菌効果のためにアロマオイルがペット用シャンプーやイヤークリーナーなどに入っていることがありますので、注意が必要だと思います。
アロマオイルだけではなく、花粉がねこの体に付き、それを舐めて中毒死した例もあるそうです。
それからウチの風のように飼主の入浴時に浴室に一緒にいる子も注意が必要です。
入浴剤にはリラックス効果を狙いアロマオイルが使われていることが多いのです。


この本にも書かれていますが、ねこはいろいろな物に中毒しやすいうえ、ヨーロッパではBSEの感染報告があります。
キャットフードの素材もなるべく詳しい情報を得ることも大切な事です。
「人間の赤ちゃんにも安全だから大丈夫だろう」と思われがちですが、人間と犬やねこは違う種の生物です。
犬やねこにも必ず安全ではありません。


【ペットフードによく使用されている保存料】
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
摂取によりガンや悪性腫瘍を引き起こすという報告されています。
ヨーロッパでは使用禁止。

超有名フードメーカーの表示で見かけました。
日本国内用には表示していないが、海外では表記してある、なんてメーカーも。
なぜ国内では書かれないのかギモンに思われますよね?
ペットフードには成分の80%表示がしてあれば良く、残りの20%は義務が無いからです。
だから極端な話、2割は何が入っててもOKなんです。
脂の酸化防止剤なので、もちろん人間の食べ物にもBHT、BHAは入っているのですが、若者がキレやすくなった原因では?などとも言われてます。

エトキシキン
家畜の飼料には日本でも使用が許可されているが、人用の食品には認可されてません。
用途としては殺虫剤、除草剤、防カビ剤がなど。
発ガン性があるが、保存料としての効果が優れている上、コストが低いので使用される。

ビタミンC、E
天然の保存料なので、最近はビタミンCやEを使うメーカーが増えています。

保存料としての効果はビタミンCで開封後12時間前後、ビタミンEでおよそ1ヶ月程度。
そのため、開封後3週間~4週間程度で食べきれるパッケージ量での購入のほうが良いと思います。
冷蔵庫に入れても、密閉容器に入れても、開封した時点で酸化が始まってます。
(防腐の面では冷蔵庫などは有効)


大手メーカーのフードですら発がん性のある保存料は入っています。
なぜ、保存料を使用するのか…。
カビによる中毒を防ぐのは大切な事ですが、「『カビが生えた』とクレームが来るから」と聞いた事があります。
人間の食べ物は、放置したら腐っても当たり前なのに。
ウチで買っているanimonda社(ドイツ)のフードですが、パッケージのどこかに穴があったのか開けたら見事にカビが~。
アヤシイ保存料は本当に入っていないということが予想外なところで証明されました(笑)
(正規のショップで買っているので交換してもらえました)


ワタシがフードの味見をすることは、いつもお越しくださってる皆さんはご存知かと思いますが、ワタシとしては「食べても平気なの?」と驚かれる事に驚きです。
人間が食べれないような有毒なものを食べさせてるだなんて。
以前、ペット用品関係の展示会で「試食をどうぞ」と飼い主に食べてもらってるメーカーがありました。
これって本当に本物だけを使用している自信があるということですから凄いことですよね。


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ミャオ ♀
1987.2.14-2003.8.16
享年16歳。白血病のミャオとわたしが一緒に暮らし始めたのはミャオが11歳のときでした。中シッポ・縞三毛でない和三毛。
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風
風(ふう)♀
3歳過ぎまで空腹の意思表示すらしない子でしたがアピールできるようになりました。
(目の前に出してもキョトンとしてるだけですけど)
風(かぜ)のように・・・ある意味自由なタイプ。

鈴
鈴(りん)♀
生まれたときから一緒の『風』を守る姉御肌で人間も大好き。
鈴(すず)を転がしたような可愛い声と言われることも。

2003年8月27日、残暑厳しい野外に兄弟達とダンボールに入れられ放置されてた風と鈴。
まだ離乳前のチビチビでした。
2003年7月30日を誕生日に。
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麦プロフィール
麦(むぎ)♂ 旧:リュウタ
沖縄「80頭を救いたいプロジェクト」出身。反跳膝という疾患はありますが優しい、野菜が嫌いな草食系男子。
05年12月19日を誕生日に。
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花プロフィール
花(はな)♀
08年8月に千葉県の動物愛護センターより引出し。曲がったままだった右後足の大手術を頑張りました。
麦の妹となり、今では保護ワンの緊張を解すムードメーカー。
07年12月下旬生まれらしいので12月19日を誕生日に。
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