江戸風鈴

~えどぷぅりん~  東京下町に住む三毛猫姉妹の風と鈴

たまにはマジメなお話

ちょうど一年前に 旧ブログの方で書いた記事です。
(一部加筆あり)

-+-+-+-+-+-+-+-

ねことアロマオイル(精油)のことで少々調べてみたのですが、15分で読める本を見つけましたので少し紹介します。

20090604-1.jpg「猫から飼主への手紙」
日本アニマルアロマセラピー協会著

猫からすべての飼主へ
僕たち猫は、特に脂溶性の化学物質を解毒する際に必要な肝臓第Ⅱ相の酵素であるUDP-グルクロノシルトランスフェラーゼが完全ではありません。
僕たちは、遠い昔から、肉を主食としてきたので、植物の成分を代謝・解毒する機構が必要でなかったからかもしれません。
そのため、ほかの動物にとっては何でもない薬や化学物質でも、僕たちには毒になる場合がたくさんあります。


ねこの肝臓では、1種の解毒酵素が欠けているので、他の動物なら解毒・代謝できる物質に中毒する危険があります。
ねこは犬よりも皮膚が薄く、化学物質が皮膚からも吸収しやすいのです。
海外では、ねこにアロマは危険という報告がされているそうですが、日本ではねこに危険な植物どころかアロマオイルとの関係すらご存じない獣医師・アロマセラピストもたくさんいます。

ワタシが調べた中ですが、特に有害なアロマオイルは「フェノール類」「ケトン類」。
過敏に反応するのは「モノテルペン炭化水素類」(特に「ピネン」「リモネン」)。
実際に有った中毒の報告は
・ペパーミント(1滴でのマッサージで中毒)
・シトロネラ(精油を入れた入浴で中毒)
・ティートゥリー(ノミとり製品で中毒)
・パイン(精油を数滴垂らした猫トイレ使用で中毒)

ノミ避け、消臭・除菌効果のためにアロマオイルがペット用シャンプーやイヤークリーナーなどに入っていることがありますので、注意が必要だと思います。
アロマオイルだけではなく、花粉がねこの体に付き、それを舐めて中毒死した例もあるそうです。
それからウチの風のように飼主の入浴時に浴室に一緒にいる子も注意が必要です。
入浴剤にはリラックス効果を狙いアロマオイルが使われていることが多いのです。


この本にも書かれていますが、ねこはいろいろな物に中毒しやすいうえ、ヨーロッパではBSEの感染報告があります。
キャットフードの素材もなるべく詳しい情報を得ることも大切な事です。
「人間の赤ちゃんにも安全だから大丈夫だろう」と思われがちですが、人間と犬やねこは違う種の生物です。
犬やねこにも必ず安全ではありません。


【ペットフードによく使用されている保存料】
BHT(ジブチルヒドロキシトルエン)BHA(ブチルヒドロキシアニソール)
摂取によりガンや悪性腫瘍を引き起こすという報告されています。
ヨーロッパでは使用禁止。

超有名フードメーカーの表示で見かけました。
日本国内用には表示していないが、海外では表記してある、なんてメーカーも。
なぜ国内では書かれないのかギモンに思われますよね?
ペットフードには成分の80%表示がしてあれば良く、残りの20%は義務が無いからです。
だから極端な話、2割は何が入っててもOKなんです。
脂の酸化防止剤なので、もちろん人間の食べ物にもBHT、BHAは入っているのですが、若者がキレやすくなった原因では?などとも言われてます。

エトキシキン
家畜の飼料には日本でも使用が許可されているが、人用の食品には認可されてません。
用途としては殺虫剤、除草剤、防カビ剤がなど。
発ガン性があるが、保存料としての効果が優れている上、コストが低いので使用される。

ビタミンC、E
天然の保存料なので、最近はビタミンCやEを使うメーカーが増えています。

保存料としての効果はビタミンCで開封後12時間前後、ビタミンEでおよそ1ヶ月程度。
そのため、開封後3週間~4週間程度で食べきれるパッケージ量での購入のほうが良いと思います。
冷蔵庫に入れても、密閉容器に入れても、開封した時点で酸化が始まってます。
(防腐の面では冷蔵庫などは有効)


大手メーカーのフードですら発がん性のある保存料は入っています。
なぜ、保存料を使用するのか…。
カビによる中毒を防ぐのは大切な事ですが、「『カビが生えた』とクレームが来るから」と聞いた事があります。
人間の食べ物は、放置したら腐っても当たり前なのに。
ウチで買っているanimonda社(ドイツ)のフードですが、パッケージのどこかに穴があったのか開けたら見事にカビが~。
アヤシイ保存料は本当に入っていないということが予想外なところで証明されました(笑)
(正規のショップで買っているので交換してもらえました)


ワタシがフードの味見をすることは、いつもお越しくださってる皆さんはご存知かと思いますが、ワタシとしては「食べても平気なの?」と驚かれる事に驚きです。
人間が食べれないような有毒なものを食べさせてるだなんて。
以前、ペット用品関係の展示会で「試食をどうぞ」と飼い主に食べてもらってるメーカーがありました。
これって本当に本物だけを使用している自信があるということですから凄いことですよね。


コメント

今回は「ほうほう、うんうん」と思わせる内容ですね!
勉強になりました。
私は毎日のように過去記事も合わせてアップしてるので、自分自身の記事には新鮮味がありませんが、他の方の過去記事をこうして見るとなかなk良いものですね~

ああ、寝不足なのに
こんにゃに長い記事を皆さんのために書いてくださって
ありがとう。

知らないところに、危険が潜んでいますね。
アロマも、ご飯も、害になるものは避けたいと思います。
アロマは、人間にはリラックスする良いものですが
猫には危険なんですものね。

★へなさま★

いつもはしょーもない記事ばかりですが(>▽<;; アセアセ
過去記事は大したこと書いてないので、UPすることは
あまり無いのですが、お役に立てればと。

★まきっころさま★

昨年の記事を読み直して付け加えただけなのですが
もし皆さんのお役に立てればウレシイです(≧▽≦)
色々な方からお話を聞く機会があるので
転ばぬ先の杖?的なカンジです。

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わらび

わらび

ペットケアアドバイザー(愛玩動物飼養管理士)1級。保護ワン・ニャンの里親さま探しをしながら勉強を積み重ねてます。東京・川の手地区出身/在住。

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生まれたときから一緒の『風』を守る姉御肌で人間も大好き。
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2003年8月27日、残暑厳しい野外に兄弟達とダンボールに入れられ放置されてた風と鈴。
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沖縄「80頭を救いたいプロジェクト」出身。反跳膝という疾患はありますが優しい、野菜が嫌いな草食系男子。
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08年8月に千葉県の動物愛護センターより引出し。曲がったままだった右後足の大手術を頑張りました。
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