江戸風鈴

~えどぷぅりん~  東京下町に住む三毛猫姉妹の風と鈴

歯の処置に行ってきました

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過去の写真です

風と鈴は全身麻酔をして歯の処置に行ってきました。

ベテック デンティストリーの奥田先生に処置をしていただいたのですが
人間の歯の治療と同じように
レントゲンを撮らなければ詳しい状態もわからないけど
人間とは違って
全身麻酔をしないとレントゲン撮影はもちろん
歯周ポケットまでの歯石除去もできないので。

ベテック デンティストリーは入院設備がないので
麻酔が切れて覚醒するのを待って連れて帰ります。
ウチからフツーにチャリ範囲の距離ですし。


全身麻酔をすると様子を見るために1泊入院したりしますが
家の中では愛想良しでも知らない場所では3日くらい何も食べないし
1日以上トイレも我慢してしまう警戒心の塊りになる風と鈴には
日帰りのほうが有り難いです。

猫は3日の絶食が続くと糖尿病になったり
1日以上 尿を出さないのも膀胱の病気になりかねないので。


完全紹介・予約制の病院なので
ワタシと風&鈴、奥田先生と、奥田先生の元に勉強に来てる先生が2人。
ほかの患畜はいません。

診察室のすぐ隣に処置室がありますので
見たければ麻酔をかけるところからの全てを見学もできるんです。

もちろん全て見ました。
レントゲンも小さな筒状の物で、口の中に入れて「ぱすっ」と
まるでデジカメ撮影のように撮って、それがPCに画像として取り込まれて
フツーのレントゲン写真よりぜんぜん見易いんです。
(人間の歯科でも新しい病院などにはあります)
それを見ながら説明もしてくださいました。



下あごの癒合(結合)部分が不自然に出っ張っていることが解りました。
先に処置を行った風のあごに見つけ
「事故に遭ってないなら、小さいときにジャレあってて怪我したのかなー」
なんて話をしてたら鈴にもあることが判明。

もしかしたらダンボールに入れられ遺棄されたときに怪我したのか
先天性(遺伝)のものか・・・

これが原因でどうこうってことは無いそうですが
レントゲンを撮らなかったら解らなかったことで・・・。


そして心配してた病気は全くナシっ!!
破歯細胞性吸収病巣も歯槽膿漏なんかの歯周病も心配ナシです。


ヨカッタよぉぉぉぉ・・・



ホッとしたあまり
思わずへたり込みそうになりました。


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風と鈴の麻酔が切れて覚醒するまでの間
綿棒での歯の磨き方や口の中の病気の事をいろいろお伺いすることが出来ました。

ちびちびのころに すずきペットクリニックで教えてもらった綿棒歯磨きと
オーラルケアフードの効果ってバカにならないようです。


すずきペットクリニックは台東区にある(現在は小島から三筋に移転)病院で
この家に越してくるまで診ていただいてました。
小ぢんまりした病院ですが、わらひよが自信を持ってお薦めできる病院です。
今でも行ける範囲なら行きたいくらい。



・・・話を戻します

破歯細胞性吸収病巣(はしさいぼうせいきゅうしゅうびょうそう)は
歯根が骨に吸収されてしまう病気で
歯を溶かす細胞(破歯細胞)が異常増殖して発症します。

細胞が歯を溶かすなんて!!と怖いカンジがしますが
破歯細胞って通常は乳歯が永久歯の生え替わるときに乳歯の根本に働いて溶かす細胞です。
骨だって「骨芽細胞」と骨を溶かす「破骨細胞」が働いて骨をどんどん新しくするわけで
そう考えれば怖い細胞ではない・・・はずなんですが
それがなぜか、永久歯にはまったく作用することはないはずなのに
猫の永久歯に取りついて破壊をしていきます。

奥田先生に「破歯細胞と破骨細胞の違い」を聞いたのですが
基本的に同じ物だそうです。
どこに働くか、だけの違いみたいですね。

表面のエナメル質から溶け始め
重度になると歯根は顎の骨に吸収されてしまうそうですが
逆にここまで行ってしまえば痛みは無くなるらしいです。
象牙質が破壊され始めると
知覚過敏のようなピリピリとした痛みが始まって
病気の進行とともに痛みも激しくなり
フードも食べれなくなってしまうそうで
そこらへんで飼い主さんが気がつくわけです。

本来は永久歯に作用しないはずの破歯細胞がなぜ永久歯を攻撃し始めるのか。
原因は全く解明されていないそうです。



破歯細胞性吸収病巣も怖いけど破歯細胞は顎の骨は溶かさないから
最後は歯が無くなるけど、猫はほとんど丸呑みの食事をするのでさほど障害はありません。

そう考えると
顎の骨そのものにも影響がある歯槽膿漏なんかの歯周病の方が怖いのかも・・・。



奥田先生を怖いといわれる方もいらっしゃいますがワタシは診ていただいて良かったと思ってます。
ぶっちゃけちょっと口は悪いです(笑)
でも本気で動物たちを心配してるからこその、飼主の甘さをズバリ指摘する辛口のように感じました。

保護者として考えの甘さを指摘され「気をつけなきゃ」と思うか「怖い」と思うか。

ワタシはどちらかというと
「みんな"家族"っとかいってるくせにフードの原材料も気にしないのか?」と思う方なので
ここぞとばかりに奥田先生に質問しまくり、先生も面倒がらずにいろいろ教えてくれました。






今夜はふたりともおとなしく寝てます。





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わらび

わらび

ペットケアアドバイザー(愛玩動物飼養管理士)1級。保護ワン・ニャンの里親さま探しをしながら勉強を積み重ねてます。東京・川の手地区出身/在住。

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生まれたときから一緒の『風』を守る姉御肌で人間も大好き。
鈴(すず)を転がしたような可愛い声と言われることも。

2003年8月27日、残暑厳しい野外に兄弟達とダンボールに入れられ放置されてた風と鈴。
まだ離乳前のチビチビでした。
2003年7月30日を誕生日に。
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沖縄「80頭を救いたいプロジェクト」出身。反跳膝という疾患はありますが優しい、野菜が嫌いな草食系男子。
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08年8月に千葉県の動物愛護センターより引出し。曲がったままだった右後足の大手術を頑張りました。
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07年12月下旬生まれらしいので12月19日を誕生日に。
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